QR(クイックレスポンス)で何がかわるか?

                          池内タオル株式会社

                             池内 計司

タオル産地の生き残りをかけた手段・手法はいろいろ考えられます。

海外への進出、高付加価値製品の開発、一貫工場化…

その一つがQRにすぎませんが、情報委員会委員長としてQRは投資資金の割に効果の期待できる手法と信じております。

市場の動向がリアルタイムに産地に届く手法は情報の電子化の統一化により、夢ではなく現実になろうとしています。

この情報が産地内(タオル工場、染色工場、捺染工場、刺繍工場、家庭内労働者…)もリアルタイムで届けることができれば産地の事情は激変するはずです。

生産計画はより高度に計画され、在庫は確実に把握可能となり、納期は明確化されると共に大幅短縮も可能となるはずです。それは結果として不良在庫の発生を押さえ、大幅な在庫減を可能とし国内生産のコストを国際化させるはずです。

勿論、これを実現させるには産地内の情報伝達の新しい規則の決定が急務ですが、それと同時に販売店、問屋、工場、加工場の新しい関係(取引のルール)が要求されてきます。

情報の公開は信頼できるグループを必然とします。この新しいグループの誕生がQRの成功の鍵となり、産地を活性化する力を生んでいくはずです。