価値観について


投稿者 河北 泰三 日時 2001 年 7 月 31 日 22:52:33:

回答先: セーフガード発動反対 投稿者 久谷 秀行 日時 2001 年 7 月 16 日 22:11:35:

セーフガードとは何か?何を議論の核なのか?
私は今治でタオルメーカーを営んでいます。
今回のセーフガード発動申請についてタオルメーカーの者として基本的な考え方を述べます。
今世の中はご承知のとおりグローバルな時代になっています。世界がひとつになろうとしています。そんな時代に何故セーフガードなのか?という世論の声も高まってきています。
日本は島国だけに、輸入について先進国に比べ立ち遅れて来ました。ここ数年でその遅れを取り戻そうと急激な輸入をしてきました。
海外との距離も短くなり、誰でも個人輸入ができる環境になりました。
ただ、その弊害が出てきているのも事実です。
タオルは、生まれたての赤ちゃんからご年配の方までご使用になっています。おそらくタオルの無い生活はありえないと思います。生活必需品なのです。
豊かな生活をサポートするのが、タオルメーカーの使命と考えています。
安価なタオルは、消費者にとって喜ばしきものでしょう。
ただ粗悪な物はどうでしょうか?
個人輸入が増えてきて、粗悪品とちゃんとした規格品との違いをどう消費者に認識させるのでしょうか?
現在、タオルの輸入品に関して品質検査機関は存在しません。
赤ちゃんの健康を害するタオルもでてくる可能性もあります。そのタオルに品質表示や責任の所在をつかめるものが無かったとしたら、結局消費者が損をする事になります。事故が起こってからでは遅いのです。
タオルの価値観が下がる事は耐え切れません。
その価値観を作っていくのがタオル産地なのです。
今急激な輸入品にタオル産地は崩壊しようとしています。
産地がその機能を果たさなくなると、消費者に不利益をもたらします。
セーフガードが発動されても輸入品は減少しません。3年間でさらに微増をして行きます。
3年間に限り、急激な輸入品を緩やかにして、品質やサポート体制を構築していきたいというのが私たちのささやかな願いなのです。
日本のタオルでさらに優しい生活をクリエイトしていきたいのです。



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